こんにちは、
理系ソムリエのシゲです!
みなさんは普段、バーボンウイスキーは飲まれますか?
バーボンウイスキーとは、アメリカンウイスキーの一つです。(他にはテネシーウイスキーのジャックダニエルが有名)
今回はそんなアメリカンウイスキーの中の、バーボンウイスキーについて一緒に学びましょう!
おすすめのウイスキーもあるので、楽しみにしていてください!
バーボンとは
①アメリカで作られたウイスキーであること。
②穀物を原料として、トウモロコシを51%以上使用すること。
③ホワイトオークの新樽の内側を焦がしたもの(バーボン樽)で熟成すること。
④アルコール度数は40度以上であること。
これらの条件を満たしたものを指します。
生産の9割以上がケンタッキー州バーボン郡で製造されている為、その名が付いた。
アメリカンウイスキーの現在
今アメリカンウイスキーに勢いがある。
アメリカンウイスキーの輸出総額は10億ドルを突破した。
これをスコッチと比較すると、輸出総額は70億ドルだが、スコッチのブランドは数百とあり蒸留所の数も100を下らない。
対してアメリカンウイスキーのブランドは数十種類で、蒸留所も十数カ所である。
なのにスコッチの輸出総額の7分の1に迫る勢いには裏がある。
それは各社が世界の愛好家向けにプレミアム商品に力を注いできたからだ。
それは『安くて荒々しい酒。どれを飲んでも同じ。』というアメリカンウイスキーの過去のイメージを破るもの。
原料の比率や仕込みを変えることによって、多彩な個性を持ったアメリカンウイスキーが生まれていることが、躍進に繋がっている。
おすすめアメリカンウイスキー6選
①ジムビーム
ジムビームは世界一の売り上げを誇るバーボンウイスキーだ。
原料はトウモロコシ、ライ麦、大麦麦芽の3種で、混合比率は企業秘密。
その他フレーバーを多く残す工夫がされている。
②メーカーズマーク
ハンドメイドバーボンの雄『メーカーズマーク(製作者の刻印)』は絹のような柔らかさと深い味わいが楽しめる。
原料はトウモロコシ70%、冬小麦16%、大麦麦芽14%で、特に冬小麦は『赤冬小麦』と称される品種で、ソフトでマイルドな口当たりをもたらす。
バーボンでは唯一、ハンマーではなく世界に一台しかないオリジナルのローラーミルで粉砕する。
③ワイルドターキー
『バーボン造りにマジックはない。昔からの伝統を守り、愚直に造り続けるだけだ。新しいことにチャレンジすることは、消費者を飽きさせないという意味では悪いことではない。ただ最後は落ち着くところに落ち着くだけだ。』
と語るのは、ワイルドターキー勤続60年、バーボン界の伝説の男と言われるジミー・ラッセル氏。
原料の混合比率は秘密で、熟成の進行具合を一つひとつ彼がチェックしている。
『ワイルドターキー』は『野生の七面鳥』の意味。
1940年に当時の社長が七面鳥狩りで、仲間にこの自社ウイスキーを提供し、好評を博したことから名付けられた。
④フォアローゼス
原料の混合比率と5種類の酵母で、合計10種類の原酒を造り分けている。
製品はそれらを混合して仕上げている。
ライ麦を35%と他には無いレシピに加え、トウモロコシは50年以上同じ農家から最高品質のものを仕入れている。
フォアローゼスのロゴ『4本のバラ』は、プロポーズをした創業者ポール・ジョーンズが『イエスなら4本、ノーなら3本のバラを』と告げたからだという。
もちろん返答は4本だった。
⑤ウッドフォードリザーブ
混合比率はコーン72%、ライ麦18%、大麦麦芽10%で、業界最長とも言われる6~7日間の長時間発酵。『手造り・小規模・高品質』をコンセプトにプレミアムバーボンを造り続ける個性豊かなウイスキー。
スパイシーかつパワフルなバーボンらしい骨太な骨格を持ちながら、まろやかな口当たりと奥深い繊細な香味を併せ持つ。
最も古く最も革新的なプレミアムバーボンの雄だ。
ラベルを手作業で貼っている。
⑥ジャックダニエル
バーボンと異なるのは蒸留直後、サトウカエデの炭で一滴一滴濾過するところだ。世界第2位の売り上げを誇るテネシー産のウイスキー。
濾過には5~6日ほどかかるが、手間をかけた分酒質が磨かれ、より口当たりがまったりする。
混合比率はコーン80%、ライ麦8%、大麦麦芽12%で、コーンの比率が高い。
まとめ
いかかでしたか?
私はバーボンのソーダ割にドライフルーツを合わせるのが好きです!
みなさんも是非、試してみてください!