こんにちは、
理系ソムリエのシゲです^_^
日本酒は世界に誇れる、日本の酒文化です。
知れば知る程味わいが変わってきますね。
今回は、前回の初級編に続き日本酒用語の中級編です。
これを読んだら、あなたも日本酒好きの仲間入りです!
日本酒用語集5選(五十音順)
①赤米酒(あかまいしゅ)とは
健康食として人気のある古代米の中で、玄米の状態で外観が赤い米を一部原料として使った日本酒。
赤ワインと同じアントシアニンの影響で液色が赤や紫色になり、ポリフェノール由来の渋みがある。
フルーツのような甘酸っぱい仕上がりが多く、オンザロックから熱燗まで幅広く楽しめる味わいです。
②燗冷まし(かんざまし)とは
燗をした日本酒が冷めたもので、一般的には味が悪く劣化すると考えられている。
その為、燗冷ましでも美味しい日本酒は本当に美味しい日本酒と言われてもいる。
燗冷ましでも美味しい日本酒👇
③貴醸酒(きじょうしゅ)とは
日本酒で仕込んだ日本酒のこと。
水で仕込んだ時よりもゆるやかに発酵が進むため、糖分が多く残る仕上がりになる。
貴腐ワインに似た豊かな甘味と軽やかな酸味があり、食後酒として飲まれることも多い。
冷やから熱燗まで楽しめ、よりまろやかに熟成させた琥珀色の液色のものが多い。
④スパークリング日本酒とは
その名の通り炭酸が入った日本酒で、造り方は大きく分けて3つある。
活性にごり
・目の粗い濾過を施し、火入れをしないことで発酵を止めないまま瓶詰めしたもの。瓶内でも発酵が続けられ、残存する炭酸が感じられる。
瓶内二次発酵
・活性にごりと同様、目の粗い濾過を施した後火入れをしないで瓶詰めしたもの。活性にごりは発酵がほぼ終わってから瓶詰めするのに対し、発酵途中のものを瓶詰めするため炭酸が多く残る。シャンパンとほぼ同じ製法です。
炭酸ガス注入タイプ
・完成した通常の日本酒に人工的に炭酸ガスを注入する製法。比較的ガス圧は弱い。
瓶内二次発酵の辛口スパークリング👇
⑤山廃(やまはい)とは
『山卸廃止酛(やまおろしはいしもと)』の略で、酒母(酛)の作り方の一種。
蒸米、米麹、仕込み水を数時間かけて混ぜ合わせる『山卸(やまおろし)』という作業を行わずに酒母を育成する。
山廃造りのシェアは約9%と言われており、ヨーグルトやサワークリームの香りがする仕上がりになる。
濃厚で深い味わいのものが多く、熱燗に向いているとされている。
まとめ
いかかでしたか?
今回は専門的な用語が多かったですね。
日本酒の醸造技術は常に進歩して行ってます。
私も常に学んでいきたいと思います。
今宵もあなたに最高の一杯を!