こんにちは、
理系ソムリエのシゲです^_^
みなさんはお酒を飲んだ後、ラーメン屋に行った経験があると思います。
なぜラーメン屋に行きたくなるのでしょうか?
今回は理論的に説明したいと思います!
お酒の後にラーメンが食べたくなる理由とは?
アルコールを摂取すると…
体内に入ったアルコールは、肝臓に運ばれて分解されます。
その際、肝臓の必要とするエネルギーは主にブドウ糖(炭水化物)です。
つまり、お酒を飲む事で体が炭水化物を欲するのです。
ラーメンの麺は小麦粉で、主成分は炭水化物です。
炭水化物のみ必要であれば、パンやおにぎりでも良いはずです。
しかし、ラーメンを欲してまうのは、スープにも秘密があります。
スープには煮干しや鰹節、豚肉などが使われており、これらの材料には旨味成分の『イノシン酸』が含まれています。
イノシン酸は体内で分泌されるアルコール分解酵素の働きを活発にする効果があります。
また、アルコールを摂取した時の排尿による体内の塩分濃度低下を改善するなど、塩分補給の役割も果たしています。
従って、アルコールを摂取すると『ブドウ糖(炭水化物)』と『イノシン酸』を欲してしまうのは、生理的現象なのです。
つまり、お酒を飲んだ後の為に、ラーメンが作られたと言っても過言ではありません。
ラーメン以外のおすすめ料理とは?
しかし、毎回お酒を飲んだ後にラーメンを食べていては、高血圧や肥満の原因になり、健康には悪いです。
そんな時には、
・しじみの味噌
・とろろ蕎麦
・梅干しのお茶漬け
・野菜スープ
などがおすすめです。
低カロリーかつ、アルコール分解に最適です。
まとめ
いかかでしたか?
飲み屋の近くにラーメン屋が多い理由がわかりますね!
たまにはラーメンを食べたい気持ちをこらえ、家で『しじみの味噌汁』などがおすすめです!
今宵もあなたに最高の一杯を!