スペインのCAVA（カヴァ）とは？分かりやすく簡単に説明！

こんにちは、

理系ソムリエのシゲです^_^

みなさんは『シャンパン』を聞いた事があると思いますが、『CAVA（カヴァ）』は聞いたことありますか？

これはスパークリングワイン（発泡性ワイン）の一つです。

今回は『CAVA（カヴァ）』について、一緒に学びましょう！

『CAVA（カヴァ）』とは『洞窟』の意味

『CAVA（カヴァ）』とは『洞窟』を意味します。

昔は現在のような冷蔵技術はないので、洞窟の涼しさで貯蔵していました。

『CAVA（カヴァ）』と呼ぶには以下の3つの条件が必要です。

マカベオ（ビウラ）はフルーティーな味と爽やかさを、チャレッロはフレッシュさや酸味を、パレリャーダは花のような香りをもたらします。

現在では白ブドウ品種のシャルドネ、マルバシア・リオハーナ、黒ブドウ品種のガルナッチャ・ティンタ、モナストレル、トレパット、ピノ・ノワールの使用が認定されています。

また、熟成期間15ヵ月を『レゼルバ』、30ヵ月以上を『グランレゼルバ』と表示することが出来ます。

収穫年数の表示されたヴィンテージは、36ヵ月以上の熟成期間が定められています。

いろいろな国のスパークリングワイン

スパークリングワインは産地や造り方によって呼び方が分けられています。

①フランス『ヴァン・ムスー』

・ムスーは『泡』の意味。

・シャンパーニュ地方で、決められた品種で瓶内二次発酵により造られるものを『シャンパン』とよ呼ぶ。

・ブルゴーニュやアルザスなど、決められた地域で瓶内二次発酵により造られるものを『クレマン』と呼ぶ。

②イタリア『スプマンテ』

・ロンバルディア州で瓶内二次発酵で造られるものを『フランチャコルタ』と呼ぶ。

・ヴェネト州でグレーラ種を主体として造られるものを『プロセッコ』と呼ぶ。

・ピエモンテ州でモスカート種を使って造られるものを『アスティ』と呼ぶ。

・エミリアロマーニャ州でランブルスコ種を使って造られた微発泡を『ランブルスコ』と呼ぶ。

③スペイン『エスプモーソ』

・カタルーニャ州を中心に、決められた品種で瓶内二次発酵により造られるものを『カヴァ』よ呼ぶ。

④ドイツ『シャウムヴァイン』『ゼクト』

・瓶内二次発酵をはじめ、定められた厳しい生産条件のもと造られるものを『クレマン』と呼ぶ。

僕が今知っている中でもこれだけ呼び方がある。

スパークリングワインの残糖量表示

スパークリングワインは必ず、ラベルに甘辛表記（残糖量）をしなければならない。

みなさんが普段親しまれているのは、12g/ℓ未満の『Brut』ではないでしょうか。

『Brut』は『辛口』を意味しています。

『Brut』よりもさらに残糖量の少ないものもあるんですね！

まとめ

いかがでしたか？

スペインで『CAVA（カヴァ）』は最高品質のスパークリングワインと言われています。

その味はシャンパンに勝ると言われ、安価で手に入るので、今後日本でもさらに広がって行くであろう！

今宵もあなたに最高の一杯を！

『シャンパンとは？スパークリングワインとの違いを簡単に説明！』

『Burt』よりもさらに辛い『超辛口』 ↓