こんにちは、
理系ソムリエのシゲです^_^
以前のおさらいで、ピートとは泥炭(草木が腐って出来た可燃性のある泥)のことです。
スコッチウイスキーの主原料である大麦麦芽を、ピートで焼いて乾燥させることで発生します。
これがいわいるピート臭(薬臭い、クセが強い)の原因で、ブランドの個性として愛飲者に親しまれているのです。
このピート臭の強さを表す数値をフェノール値といい、数字が大きい方がピート臭が強いということになります。
つまりはクサイです。
今回は、ピート臭ランキングベスト3を発表します。
世界最強ピート臭ウイスキーランキングベスト3
第3位:ラフロイグ(フェノール値45ppm)
滑らかな口当たりと、力強いピート臭が病みつきになる。
ラフロイグとは『広い入り江の美しい窪地』の意味。
『アイラモルトの王』と称され、シングルモルトウイスキーとして初めて英国の王室御用達認定を受けた実績がある。
第2位:アードベック(フェノール値55ppm)
痛烈なスモーキーさと、繊細な甘さが調和した個性の結晶。
アードベッグとは『小さな岬』、『小さな丘』という意味。
一般的な製法である『冷却ろ過』の工程を行わないため、本来の味がダイレクトに感じることができる。
第1位:オクトモア(フェノール値160ppm以上)
他とは圧倒的な差をつけた、ピーティーの極み。
アルコール度が高い為、口に含んだ時の舌と鼻の感触が中毒性を覚えさせる。
オクトモアとは『偉大なる8番手』の意味。
スコッチのバーならハーフショットでの提供もしてくれるので、是非お試しあれ!
ちなみにランキング外
・ラガヴーリン…40ppm
・カリラ…35ppm
・ボウモア…20ppm
・タリスカー…20ppm
まとめ
いかがでしたか?
最初は苦手だったピート臭も、慣れてきて克服すると、奥深さや刺激を楽しめるようになります。
ウイスキー以外でも、そういった経験があるのではないでしょうか?
今宵もあなたに最高の一杯を!
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