こんにちは、
理系ソムリエのシゲです^_^
ワインの国と言えばフランスですね。
その生産量では、常にスペインやイタリアと世界一の座を争っています。
今回はそんなフランスワインの概要について、誰よりも簡単に説明したいと思います。
フランスワインの歴史
フランスに初めてブドウ栽培がもたらされたのは紀元前6世紀頃、今日のマルセイユからと言われている。
その後、3世紀頃にボルドーやブルゴーニュ、6世紀にロワールやシャンパーニュ地方とブドウ栽培が伝わった。
輸出品目となったワインは、19世紀後半になるとブドウ畑が害虫や病気に襲われ、
さらに第一次世界大戦や世界恐慌の影響を受け、粗悪なワインが出回った。
これを規制するために1935年にAOCが制定された。
AOCとはワインの格付け
AOCとは
Appellation(アペラシオン)
d'Origine (ドリジーヌ)
Contrôlée(コントラーレ)
の略称で、『原産地呼称管理』を意味しています。
現在ではAOP
Appellation (アペラシオン)
d’Origine (ドリジーヌ)
Protégée(プロテジェ)
『原産地呼称保護』の意味しています。
こちらに徐々に移行している為、AOCとAOPが混在していますが、基本的な考え方は同じです。
産地や品種、造り方によってワインが格付けされ、偽装や不正が行われないよう保護されています。
例えば私が日本でブドウを栽培して、シャンパンを名乗って造ることは出来ません。
シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方で決められたブドウ品種により、決められた造り方をしなければ名乗ることは出来ません。
このような厳しい規制があるからこそ、消費者への安心や価格の差が出てくるのです。
フランスワインの10大産地
①シャンパーニュ地方
②ブルゴーニュ地方
③ジュラ・サヴォワ地方
④アルザス地方
⑤ロワール地方
⑥コート・デュ・ローヌ地方
⑦プロヴァンス&コルシカ島
⑧ラングドック・ルーション地方
⑨南西地方
⑩ボルドー地方
フランスワインの主要ブドウ
白ブドウ
第一位…ユニ・ブラン
第二位…シャルドネ
第三位…ソーヴィニヨン・ブラン
黒ブドウ
第一位…メルロー
第二位…グルナッシュ
第三位…シラー
両者合わせて第一位は、メルローです。
まとめ
いかかでしたか?
フランスの10大産地については、また別の機会に詳しく説明しますね!
今宵もあなたに最高の一杯を!