こんにちは、
理系ソムリエのシゲです!
フランスのワイン産地は大きく分けて10個に分けられます。
今回はそのうちの5つの産地について簡単に紹介していきます。
明日から使える豆知識もあります!
①シャンパーニュ地方
プロフィール…山地の中では最も北にあり、大陸性気候
主要ブドウ…シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ
豆知識…99%が白ワイン(スパークリング含む)
②ブルゴーニュ地方
プロフィール…半大陸性気候で、単一品種からのワインが多い
主要ブドウ…シャルドネ、アリゴテ、ピノ・ノワール、ガメイ
豆知識…フランスのワイン産地の中で、輸出比率が最も高い
③ジュラ・サヴォワ地方
プロフィール…半大陸性気候で、ジュラ地方は細菌学の父と呼ばれるルイ・パストゥールの出身地。
主要品種…サヴァニャン(ナチュレ)、シャルドネ(ムロン・ダルボア)、プールサール、ピノ・ノワール(グロ・ノワリアン)、シャスラ、アルテス(ルーセント)、アリゴテ、モンデューズ
豆知識…この地方特有の、ヴァン・ジョーヌ(独特な風味がある黄色い辛口ワイン)やヴァン・ド・パイユ(ブドウを乾燥させ、糖分を凝縮させた甘口ワイン)がある。また、コンテチーズやモン・ドールチーズの産地としても有名。
④アルザス地方
プロフィール…大陸性気候で、ライン川を挟んでドイツと国境を接する地方。
主要ブドウ…リースリング、ピノ・ブラン(クレヴネル)、ピノ・グリ、ゲヴルツトラミネール、ピノ・ノワール
豆知識…90%以上が白ワイン。キャベツを乳酸発酵させたジュークルート(ザワークラフト)やベッケオッフ(肉と野菜の白ワイン蒸し煮)など、ドイツ的な食文化が特徴。
⑤ロワール地方
プロフィール…全長1000kmに及ぶフランス最長のロワール川沿岸に広がる産地で、『フランスの庭』とも呼ばれている。大きく分けて、4つの地区に分けられる。(ペイ・ナンテ地区、アンジュー&ソミュール地区、トゥーレーヌ地区、サントル・ニヴェルネ地区)
主要ブドウ…ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)、シュナン(ピノー・ド・ラ・ロワール)、ソーヴィニヨン(ブラン・フュメ)、ガメイ、カベルネ・フラン(ブルトン)
豆知識…ロワール川流域には100を超える城が立ち並び、ジャンヌ・ダルクがフランス王太子を謁見したシノン城が存在する。シェーヴルチーズ(ヤギ)の産地としても有名。
まとめ
いかかでしたか?
後編では残りの5つの産地について簡単に紹介します。
豆知識もあるので楽しみにしていてください!
今宵もあなたに最高の一杯を!