こんにちは、
理系ソムリエのシゲです!
日本が世界に誇る、歴史ある酒の日本酒。
日本酒ブームを経て、現在では幅広い方々に親しまれていますね。
今回はそんな日本酒について一緒に学びましょう!
1、日本酒の原料と製法
米、米麹、水が基本となり、タイプによって醸造アルコールが添加されます。
精米した米を蒸し、蒸し米の一部に種麹を加えて米麹を作ります。
『酒母』に蒸し米、麹、水を加えて『醪(もろみ)』を造ります。
その後濾過、加熱殺菌、熟成を行い、腐敗防止のためもう一度加熱殺菌して瓶詰めをします。
2、日本酒の歴史
弥生時代(紀元前5世紀頃)
・稲作とともに酒造りが行われ始める。
奈良時代(710年~)
・酒造りに関する組織が存在し、朝廷のために造られていた。
平安時代(794年~)
・寺院や神社、民間でも酒造りが行われるようになる。
室町時代(1336年~)
・本格的な酒屋が現れ、兵庫県による酒造りが始まった。
江戸時代(1603年~)
・産業として日本酒造りが盛んになり、アルコール添加の技術が生まれた。
・福島県、長野県、新潟県で日本酒造りが始まる。
明治時代(1868年~)・大正時代(1912年~)
・精米技術や醸造技術、微生物の知識などがまだ不十分な時代。ゆえに辛口で酸の多い酒が主流であった。
・大正時代から温度計の普及した。
昭和時代(1926年~)
・精米技術の向上と冷蔵庫の登場により、『吟醸酒』が誕生した。
・日本酒の需要は益々増え、1973年(昭和48年)日本酒の出荷量はは過去最高となった。
・『山田錦』や『五百万石』、『美山錦』などの酒米が登録された。
平成時代(1989年~)
・日本酒が海外でも評価されはじめ、2013年(平成25年)『和食』がユネスコの無形文化財に登録された。
3、日本酒の分類
日本酒造りで重要な要素になるのが精米歩合です。
精米歩合とは、米をどれだけ削ったかを示す値です。
精米歩合70%であれば、30%削って残った70%の米を使用したという意味です。
精米歩合が小さい(たくさん削る)方が良質とされています。
米と米麹で作られているものを『純米酒』といいます。
その他は醸造アルコール(濃い目の焼酎)を、腐敗剤や華やかな香りを引き立てる役割りとして添加しています。
まとめ
いかでしたか?
詳しい内容は、また別の記事に書きますね!
今宵もあなたに最高の一杯を!
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