日本酒

8つの特定名称酒とは?精米歩合とアルコール添加を簡単に説明

こんにちは、

理系バーテンダーのシゲです^_^

みなさんは普段、日本酒は飲まれますか?

日本酒は造り方によって8つに分類されています。

今回は日本酒の分類について、一緒に学びましょう^_^

これを読んだら、明日からの日本酒がより楽しめる事間違いなし!

精米歩合とは

精米歩合

玄米に対してどれだけ白米を残したか。

精米歩合60%なら、玄米の表層部を40%削り取った状態。

あるいは玄米100%を削って、白米60%残したという米の状態。

吟醸造りとは

よりいっそう精米した白米を低温でゆっくり発酵させること。

フルーツや花のような特有な芳香(吟香)がある。

純米酒と醸造アルコール添加

『純米酒』とはその名の通り、水の他に米と米麹のみで造られた日本酒を意味する。

それに対して醸造アルコールを添加した日本酒が存在する。

醸造アルコールとは糖蜜、サツマイモ、とうもろこしなどを原料とした蒸留酒のこと。

また、米焼酎も使われており、醪(もろみ)を搾る前に添加することが定められている。

これを『アルコール添加』と呼んでおり、戦中・戦後の米不足時代に増量のため行われ、『三増酒(三倍増醸酒)』と呼ばれていた。

これによりアルコール添加に悪いイメージを持つ人も少なくない。

現在ではアルコール添加は醸造技術の一つとなり、

淡麗で軽快な酒質を造り出し、香りを引き出すなどの働きがある。

特定名称酒

特定名称酒1992年に見直された日本酒の分類方法。

原料や製造方法の違いによって8種類に分類される。

①純米大吟醸酒

精米歩合50%以下で、米と米麹のみで作られた酒。

吟醸造り、固有の香味、色沢が特に良好なもの。

②大吟醸酒

精米歩合50%以下で、米、米麹、醸造アルコールで作られた酒。

吟醸造り、固有の香味、色沢が特に良好なもの。

③純米吟醸酒

精米歩合60%以下で、米と米麹のみで作られた酒。

吟醸造り、固有の香味、色沢が良好なもの。

④吟醸酒

精米歩合60%以下で、米、米麹、醸造アルコールで作られた酒。

吟醸造り、固有の香味、色沢が良好なもの。

⑤特別純米酒

精米歩合60%以下で、米と米麹のみで作られた酒。

香味、色沢が特に良好なもの。

⑥純米酒

精米歩合規定は無しで、米と米麹のみで作られた酒。

香味、色沢が良好なもの。

⑦特別本醸造酒

精米歩合60%以下で、米、米麹、醸造アルコールで作られた酒。

香味、色沢が特に良好なもの。

⑧本醸造酒

精米歩合70%以下で、米、米麹、醸造アルコールで作られた酒。

香味、色沢が良好なもの。

この8つに該当しないものは、普通酒や一般酒と呼ばれている。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この分類は飲む側も提供する側も、より楽しめるものだと思います。

選ぶ楽しさや、料理に対しておすすめする理由になります。

是非みなさんも参考に、日本酒を楽しんでみて下さい^_^

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