こんにちは、
理系ソムリエのシゲです!
みなさんは美味しいものは好きですか?
なぜそれは美味しいのですか?
また、美味しいと思ったものは成長とともに変化していきますね。
今回は、そんな『味覚』について一緒に学びましょう。
『5基本味』美味しいとは?
①甘味
舌の先端で感じる甘味。
子供の頃、甘い食べ物が得意なのはその影響もある。
また、コーヒーやカクテルなどを初めて飲む際、甘くして飲んだ人も多かったのではないかと思います。
②酸味
舌の両側面で感じる酸味は、刺激の強さと共に、余韻を計るためのセンサーとして役立っている。
③塩味
舌の先端から両側面で感じる塩味は、美味しさを感じるのに重要な部分。
どんな良い食材を作っても、塩加減で台無しになる事は多々ある。
また塩分は人体にとってもなくてはならない成分の一つ。
④苦味
舌の一番奥で感じる苦味は、味覚が成長すればする程得意になります。
舌の構造上、子供の頃は、コーヒーやピーマン、魚のはらわたなどの苦味に慣れなかったと思います。
しかし味覚が発達する事により、苦味の奥深さは美学と感じるようになり、好む大人が少なくありません。
⑤うま味
日本人が発見したうま味は、昆布からその成分を取り出すことに成功した。
この成分は海外でも『UMAMI』と呼ばれ、国際的に使用されている。
スパイスの辛味や、ミントの清涼感は、舌以外でも感じる為、『刺激』として分類されます。
『おいしい』の方程式とは
日本での『おいしい』の語源は『都合が良い』という意味です。
後年になって『美味しい』と当て字され、現在の『味が良い』という意味になりました。
この『美味しい』と感じる方程式は、以下のようになります。
①味×②雰囲気×③都合=美味しい
①味
これは先程お伝えした5基本味のバランスに加え、香りや食感が含まれます。
また、どのようなグラスや酒器、料理で言えば皿や盛り付けで提供されるかも、味に大きく影響します。
②雰囲気
お店という空間の雰囲気や、スタッフの接客態度のことです。
あるいは流している音楽も重要な要素です。
③都合
食べた人の健康状態や経験値のことです。
どんな高級食材でも、それを評価や比較出来る経験値がないと、美味しくないものになってしまいます。
あるいは価格が見合っていないと、損した気持ちになり、美味しさが減少してしまいます。
これら3つを掛け算することにより、『美味しい』がより大きな形にする事が出来ます。
どれか一つがゼロでは、全てがゼロになってしまいます。
まとめ
いかかでしたか?
味覚は時間とともに成長していきます。
他の動物にはない、人間だけが持つ感覚です。
是非、この味覚で楽しんでいきましょう!
今宵もあなたに最高の一杯を!