こんにちは
理系ソムリエのシゲです^_^
先日、『コアントローとグランマニエの違い』について質問があった為、私なりに調べてみました。
両者共にアルコール度数は40度ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
今回も一緒に学んでいきましょう!
コアントローとは
・色…無色透明
・味…オレンジの甘味と香りがある
・作り方…ビターオレンジとスウィートオレンジの果皮をスピリッツに浸漬させ、抽出したエキスを蒸留し、砂糖などで味を整えて作られる
・カクテル以外の用途…製菓や料理の風味付け
コアントローを使ったおすすめカクテル
①雪国
・ウォッカ40ml
・コアントロー10ml
・ライムジュース10ml
・グリーンチェリー1個
・砂糖少々
ウォッカ、コアントロー、ライムジュースをシェークし、砂糖でスノースタイルにしたカクテルグラスに注ぐ。
最後にグリーンチェリーを飾れば完成。
作者の故郷、山形の美しい雪景色をイメージさせるカクテル。
②プラチナ・ブロンド
・ホワイトラム20ml
・コアントロー20ml
・生クリーム20ml
材料をすべてシェーカーに入れてシェークし、カクテルグラスに注いだら完成。
生クリームの滑らかな口当たりとラムの風味がマッチしている。
コアントローの柑橘感と合わさり、チーズケーキのような風味がある。
③コアントローフィズ
・コアントロー45ml
・炭酸適量
・レモン1/8個
氷を入れたグラスにレモンを絞り入れ、コアントローと残りを炭酸で満たせば完成。
コアントローの香りと甘味、同系色のレモンが爽やかさを引き立てます。
グランマニエとは
・色…琥珀色
・味…香りが良質で、オレンジの風味と苦味が強い。熱を加えても香りが消えにくい
・作り方…コニャックにビターオレンジ蒸留エキスを配合し、オーク樽で熟成して作られる
・カクテル以外の用途…チョコレート、クレープ、フレンチトーストなどの風味付け
グランマニエを使ったおすすめカクテル
①オリンピック
・ブランデー20ml
・グランマニエ20ml
・オレンジジュース20ml
材料をすべてシェーカーに入れてシェークし、カクテルグラスに注いだら完成。
フランス生まれのカクテルで、1990年にパリで開催された第2回オリンピックを記念して作られた。
②クロスオーバー・ラブ
・ブランデー30ml
・グランマニエ15ml
・レモンジュース15ml
・グレナデンシロップ5ml
・マラスキーノチェリー1個
シェーカーにマラスキーノチェリー以外の材料を入れシェークする。
カクテルグラスに注ぎ、マラスキーノチェリーを飾れば完成。
ブランデーにオレンジ、レモンが交差した、芳醇でフレッシュな味わい。
③グランマニエ・サイドカー
・ブランデー30ml
・グランマニエ15ml
・レモンジュース15ml
材料を全てシェーカーに入れてシェークし、カクテルグラスに注いだら完成。
基本のサイドカーよりも、芳醇な香りとリッチな味が楽しめる。
まとめ
グランマニエの方が歴史は古く、当初は南米・ベネズエラ沿岸にあるキュラソー島のオレンジを使っていたことから、一般的にキュラソーと呼ばれていました。
現在は、コアントローはホワイトキュラソー、グランマニエはオレンジキュラソーの一種として、カクテルだけでなく製菓用としても親しまれています。
是非、この2種類の違いを楽しんでみてください!
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